中出し

今日、娘が彼氏を連れてきます。結婚前提で婚約者として紹介してくれるというけど…。訪れたのはなんと、かつての職場の部下で私の元恋人だった翔太でした。動揺を隠せずよそよそしくなってしまった私に、彼は2人きりになったとたん、あの頃のような親し気な距離感で迫ってきました。過去は過去と割り切り、娘の婚約者として過ちを犯さぬよう私は接するのですが、彼に触れられると私の身体はあの頃の疼きを思い出してしまい…。

3年前、仕事の取引先で出会った彼と結婚しました。結婚後もフリーライターとして働く私とWEBディレクターの夫は互いの仕事を尊重し合う対等な夫婦関係を築いていました。子供はいないけれど、優しくて頼りがいのある夫とこれからも穏やかで平穏な日々を過ごしていく…そう思っていたのに、目の前に‘あの男’が現れたのです。学生時代に『ご主人様』と呼び慕った、私の身体に底知れない快楽を植え付けた男―。甦る過去の記憶と身体に刻まれた快楽に私は抗おうとしたのですが…。