木村浩之

妻のひめかと結婚2年目の記念日を迎えました。妻から記念を形に残したい、興味があるヌード撮影を提案されました。あまり乗り気でなかった僕はその事を会社で上司の大島さんに相談しました。すると大島さんは目の色を変えて甥がカメラマンをしていると言い、その日のうちにトントン拍子で撮影の日程が決まってしまいました。当日、戸惑う僕達夫婦とは裏腹に上機嫌な大島さん。そしてその日、僕達夫婦を狂わせるヌード撮影が始まって…。

『私はクローゼットに隠れて二人が来るのを待った…。』 麻妃と結婚して15年、仕事が忙しく、家事は麻妃に任せっきりでした。何か労ってやれる事はないかと考え、月に一度、都内のシティホテルで息抜きできる日『休息日』を作ったのです。麻妃も大変喜び、泊まるたびに部屋の写メを送ってくれていましたが、最近それが来なくなったのです。私が催促すると「今、忙しい」と返事が来ました。ホテルにいて忙しい？そして、しばらくして写メが届いたのですが、その部屋の写真には私の物ではない男物のネクタイが写り込んでいて…。