マドンナ

たくさんの友人から祝福を受けた夢のような結婚式から数か月後、結婚式の日に撮影してくれた記録ビデオがようやく手元に届いた。妻が留守中、ひとり思い出に浸りながら鑑賞していた。心温かいメッセージに胸を締め付けられ涙ぐんでいたその時、最後の方に衝撃的映像が映し出された。そこには、妻に似た女性の顔が見えないハメ撮り映像が一瞬だけ映っていたのだ。まさか、まさか、まさか、妻への疑惑は日に日に大きくなり…。

妻のゆりとは結婚して数年、会社でも順風満帆な生活を送っている。ある日、風俗遊びばかりにうつつを抜かして会社でサボっていた部下の佐治を説教していると、つい感情的にヒートアップしてしまい、腹が立った俺は疑似夫婦体験をさせてやろうと佐治を家に招いたのだった。貞淑なゆりが佐治をもてなして、夫婦というものの良さを存分に味わってもらおうと思ったのだが、その日から二人との関係が妙によそよそしくなって…。

ある日、僕は同僚の巻を家に招き晩酌を楽しんでいた。妻の玲衣は胸ばかり見てくる巻の事が苦手で、僕たちの会話から少し距離を取っていた。巻も以前から玲衣との距離を感じていた様でお詫びの印にと人気のエステチケットをもらった。玲衣は難色を示していたが無料だし、せっかくだからと諭すと渋々、行く気になったらしい。しかし、そのエステは同僚とエステの店員により仕組まれたもので、まさか鏡越しに妻の痴態を目撃する事になるなんて…。

マドンナ20周年記念！奇跡のコラボ第5弾は、アイポケ専属・梓ヒカリ！「お前の奥さんに恋人役を頼めないか？」親友の吉野から、仕事のレセプションへ妻・ヒカリの同行を頼まれた僕は、彼の強引な物言いに断り切れず、つい彼女を貸し出してしまう。すぐ終わるという話だったのに中々終わらず、終電間際に帰宅したヒカリは何となく変な様子だった。それからしばらくして、吉野はまたヒカリを貸してくれと言いだして…。