現代肉欲劇場

遠藤由美子30歳。18歳で母が亡くなって以来、再婚相手である義父と一緒に暮らして来た。傍目には慎ましく暮らしている父娘家庭だが、その実態は夫婦そのものと言ってもよい状態である。それを世間には気付かれまいとひた隠しにして来た2人だが、夏が終わり秋の気配が濃厚に薫る今日、徳島から出て来ている叔父・五郎が寝ている隣の部屋で事を始めてしまう。しかし、その秘め事は五郎に丸聞こえだった…。

父親に身体を差し出す娘、7人それぞれの有様を描いた全7話。もしや令和の世にも未だにこんな事が…？と、邪推してしまうような、どこか陰湿で、仄暗さを感じるエピソードが満載の本作。彼氏が居ながらも父のアレを求めてしまう娘、ムショ帰りの娘、母の男を奪う娘、身請けされた娘などなど、ワケありな父と娘、その情念まみれのただならぬ関係性が、見るものの下半身を燃えたぎらせます。ボリューム満点！大興奮間違いなし！

母子家庭が母の再婚を切っ掛けに生活向上。しかし、新しい父・一夫はどうにもいやらしい男で、娘・愛子は風呂を覗かれる事もしばしば。夜に至ってはけだものの如きセックスをし、母・慶子の嬌声は愛子の耳を悩ます。そんな日々を払拭するためか、愛子は教師・安藤と関係を持ち、激しい情事を繰り広げる。それはあたかも一夫と慶子への当てつけのようにも思えた…が、しかし、その日は事の最中に一夫が帰宅してきたのだった…。